震災後、国内ではエネルギーの自給のニーズが高まり、
ESCO事業(Energy Service Company事業)とは
顧客の光熱水費等の経費削減を行い、
削減実績から対価を得るビジネス形態のことです(Wikipedia)
しかしながらESCO事業は社会現象とまでは至らぬまま、
最近は大分落ち着いてしまったイメージがあります。
・省エネ=コスト削減」を売りに初期投資の回収年数からメリットを提示する方法、
・ESCO事業者側が初期投資を負担して月々の利用料を賦課する方法、
・リースを活用する
など、ESCO事業のいろいろなバリエーションが派生し
中には効果のほどが曖昧で安易なモデルが問題視されましたが、
新しいビジネス領域が立ち上がり長期に渡り定着するには
多少なりとも消費構造の変革を伴う本来の難しさも内在していました。
弊社の得意とする地中熱設備でもいくつかのESCO導入事例があります
……そんな歴史の話は他のサイトにお任せして、此処ではタイトル通りの話をしましょう
実は、弊社でもESCO事業を扱っております。
今日はこうした幾つかのサービスから1つご紹介です。
●「HEAT CLUSTER®(ヒートクラスター®)」
(当社の特許技術である5倍効率地中熱利用システム) と
●地下水高度ろ過技術で水道に代わる自家製飲料水供給システムの融合 です。
その特徴を簡単に申しますと、
井戸から
・高性能空調
・給湯のエネルギー
・飲料水
をいっぺんに利用してしまおう!
という「一石二鳥」の提案です!
もともと1本の井戸を活用した2つの独立した技術の融合で、
コスト、環境、防災、3つの面でメリットが期待できます。
まず気になるコスト面について考えてみましょう
①初期投資は通常のエアコン並み
(導入する設備の大半が当方負担で無償レンタルまたはオペレーティングリースも可能)
②空調の電気使用量は約半分(※施設全体をカバーできるかどうかは設置できる井戸の規模による)
③水使用料は一般の水道より安価(買取またはリースの場合には無料)
そして環境面についてはどうでしょう
地中熱は私たちの足元に眠っている地産地消の再生可能エネルギーです。
地中と地上の温度差を利用して空調や給湯に活用できるもので、
年間を通じて利用することにより地中と地上との熱収支はゼロとなり地下の環境にも負荷を掛けません。
一度導入してしまえばエネルギー自体の原価は半永久的にタダです。
当サイトで頻繁に採り上げている通り、日本では導入が遅れているマイナーなエネルギー源として長らく日陰に甘んじておりましたが、
欧米各国や中国で当たり前に活用されている状況を踏まえ、
今後益々活用される注目のエネルギーです。
最後に重要な防災面に目を移すと
無停電装置によって災害時にいち早く安全な水が得られ安心です
電気に比べて水道の復旧は遅く、数カ月掛かる場合があります。
このシステムを採用されたお客様の中には人工透析を行っている病院があり、
震災後速やかな復旧で被災地の透析患者さんのリスクを回避することができたため、
大変喜んで頂いた経験があります
(透析を扱っている医療施設には水と空調はとても大切です)。
大変喜んで頂いた経験があります
(透析を扱っている医療施設には水と空調はとても大切です)。
また、同じシステムを採用された施設では、
水道が復旧するまでの約3カ月間、近隣の住民に無償で安全な水を提供し、とても感謝され、地域貢献ができたという事例もあります。
このシステムの本当の価値は、
『コスト』よりも
『良質な水が得られ信頼できる防災井戸の機能』
にあるかもしれません。
このようにコスト、環境、防災面でそれぞれメリットが期待できるシステムではありますが、
どこでも適用可能というわけではなく、
ESCOとして成立するには一定の条件があります。
1. 既設の井戸があるか、新規に井戸の設置が認められる地域であること
2. 良質な地下水が概ね地下100m以内から安定的に採取できること
3. 地域の水道料金が1立方メートルあたり概ね250円以上であること
こうした条件を満たす地域に立地する
大型スーパーマーケット、工場、病院、老人福祉施設、ホテル、温浴施設
などが適合しやすい代表格です。
適合の可否は当社にご連絡いただけばすぐに知ることができます。
アグリクラスターのESCO=空調と水
「高性能空調システム+災害に強い地下水飲料化システム」
導入メリットをお伝え出来たでしょうか?
あらたな施設を検討される方、
給排水や空調などの設備更新をご予定の方は是非ご検討ください!
ご連絡お待ちしております!
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