『健康で人にやさしい』地中熱の住宅のしくみ

皆さんこんにちわ!

今回は札幌よりブログを配信させていただきます。

札幌では、毎年恒例「第69回 さっぽろ雪まつり」の準備が
着々と進んでおります。




沢山の観光客が訪れております、国内だけでなく最近は外国からの
観光の方も大勢訪れてます。

意外と札幌市民は行かないケースも多いです(笑)

・人込みがすごい
・インフルエンザなどの感染が心配

などが理由です。

特にこの時期、暖房シーズン真っ盛りの北海道は、部屋の中が
とても乾燥してしまう時期でもあります。

また、暖房で暖められた部屋から、冷えた浴室への移動などの温度差による
「ヒートショック」の発生率が上がってしまう時期でもあります。



今回ご紹介するのは、札幌の株式会社 札都様が施工されました
一年中安定した、地中の熱を利用した全館空調システムが搭載された
健康で人にやさしい住宅(モデルハウス)をご紹介いたします!


【住宅(モデルハウス)概要】

工法:木造軸組工法

1階床面積 67.90㎡
2階床面積 62.10㎡
延床面積 130.00㎡
断熱仕様
基礎:XPS板Ⅲ種B 100㎜
壁:HGW 16kg 105㎜ + XPS板Ⅲ種B 60㎜
天井: 吹込みRW25㎏ 400㎜
UA値:0.28 W/㎡K
相当隙間面積(C値):0.6 c㎡/㎡




【システム特徴】

①戸建住宅内を1台のヒートポンプを使用して
天井から吹き出し、1階床下へ緩やかな空気の
流れを発生させる事により
 家全体に温度むら
のない均一な空調・空間をつくれる。


②室内の「吹出し口」は任意の場所へ設置できる

ため、室内の温度差(ヒートショック)もなくなる。


③地中熱の採熱孔は水井戸構造となっており、「水」と「熱」の利用ができるため、震災時の

防災井戸として活用できる。


④採熱孔はアグリクラスターが所有する特許技術

 「ヒートクラスター」を採用。掘削に掛かるコストを工期を大幅削減。


⑤オプションの光触媒付の高性能フィルターを搭載することで空気中のウイルスも

除去可能。
⑥北海道仕様で床暖房をプラス

このようなシステムで『健康で人にやさしい』住宅が実現できております。


こちらの画像は2Fの洋室の温度分布(サーモグラフィー)です。


床、天井、壁と均一な温度状態になっていることがお分かりいただけると思います。


また、室内の温度など、運転状況が一目でわかる
「見える化」システムも搭載されております。




こちらのモデルハウスで採用しております「地中熱ヒートポンプ」は
地中熱と空気熱のハイブリッド運転ができるため、

地中(地下水)採熱の良い条件の時は地中熱回路、
空気熱の条件の良い時には空気熱回路、

更に
地中・空気の両方から同時に採熱と高効率の運転を実施しております。

更に
夏の冷房は「フリークーリング運転」を行い、
ヒートポンプを稼働させず、150W循環ポンプのみで運転をしております。



グラフから外気温度が30度を超えていても、室内の温度が25度前後
保たれているのがお分かりいただけます。


続いて暖房運転についてです。

計測しているデータが2017年の4月~12月までと、
厳冬期の期間は含まれておりませんが
この期間での暖房消費電力の合計は2883.7kWhとなっております。

これは一般的な灯油式暖房システムに比べて

約30%のコスト削減となっております。

この冬トータルでどれだけ、暖房コストを削減できるか楽しみです
(データ計測継続中)。



今回のご紹介しました札幌の㈱札都様モデルハウスは
いつでも見学可能となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。

また、札幌まで見学に行けない方で、
こちらのシステムご興味を持たれた方はお気軽に弊社までご相談ください。

株式会社 札都様 紹介動画「真駒内上町2丁目地中熱モデルハウス」






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