冷房費を削減する!地中熱フリークーリングシステムの活用事例


年の瀬の気配を感じる今日この頃

北海道も順調に?すっかり冬景色に…。

小さい頃雪遊びをしていた事、朝凍えながら学校に行った事など昔のことを思い出して、ふと

あれ?そういえば昔ほど寒い日が少なくなったような??


そこでちょっと調べてみました。




あ、上がってる…。特に12月、1月と…。

そして、年の平均気温は100年前と比べて3度も上がってる…。

平均気温が3度上がると環境への影響はどうなるんだろう?


「サンゴ礁は海水温が1度上がってしまうだけで順応できなくなり
 死んで「白化」が進んでしまいます。」

なるほど、生態系にも影響が出てくるのですね。

「平均気温が1度違うと
 熱波や洪水、豪雨、大型台風などが増え
 災害による日常生活の影響や病気が懸念されます。」

確かに最近は北海道でもゲリラ豪雨が起こるようになってきました。


「1℃くらいの気温変化は大したことない」と考えている人も少なくないでしょう。
 
気温が1℃高いということを緯度に変えてみましょう。

気温の1℃は緯度にすると南北で100Kmにあたります。
札幌の平均気温が3度上がっているという事は?
南に300km南下しているという事になります。


札幌から300km南下・・・、岩手県ぐらい。うーんあんまりピンとこない(笑)

どちらにしても、気が付いた時には取り返しがつかない状態にならないためにも

世界中の人々がそれぞれの国や地域で、意識的に温度上昇(温暖化)の緩和策を実行することが

求められているのではないでしょうか。




ここで、対応策となり得る事例をご紹介いたします。

以前にもご紹介いたしました札幌の「株式会社東日本計装様」

地下水&地中熱を利用したヒートポンプで冷房、暖房運転を行っております。

こちらではさまざまなデータを計測、記録されておりますが

本日は今年の7月20日のデータをご紹介します。
※参考資料(東日本計装様 フリークーリング)


通常は、ヒートポンプによって作られた冷水(温水)で冷房(暖房)運転を行っておりますが

上記のデータを測定した日は、ヒートポンプでは無く、
地下水&地中熱を循環させる運転だけで冷水を作っております。

「フリークーリング」といわれる運転です。

こちらのシステムでは大型の貯水タンクを使用しておりますが、
データからもヒートポンプを使用しなくとも

フリークーリングで作られた20℃以下の冷水が貯水タンクを冷やしていることがお分かりいただけると思います。


そして事務所内の暖かい熱は、熱交換され地中に放熱されます。

ヒートポンプの動力電気の節電プラス大気中に放熱をしない、
とても環境に優しいシステムです。

事務所クリニック高齢者施設保育園などなど、

夏の冷房運転が必要な施設で是非とも検討していただきたい
この「フリークーリングシステム」

興味を持たれた方はお気軽に弊社までご相談ください。

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