アグリくまの大ぼうけん
アグリくまの大ぼうけん
その3
☆☆☆
光に包まれて、目はチカチカ~、頭はクラクラ~
「ん~~~」
「大丈夫?(笑)」
だんだん目が見えてくると
見たこともない景色が目の前に広がっていたんだ
「え!?ここどこ??
足元が白くないし、大きな箱がいっぱいある!」
「うん。
ここは、君の生まれたところからずっと南の国だよ!」
「ここの足元は地面というんだ。
大きな箱は人が生活する「家」や「会社」だよ。」
「南?地面?
え~っと・・・」
「いいかい?
きみは生まれてから一度も北極を出たことないから
知らなかっただろうけど、
君が住んでいたのは「北極」と呼ばれ
地球の一番北に位置する場所なんだ。」
「地球はまぁるいボールみたいな形で、
その表面は陸地が約30%、海が約70%と言われている。」
「表面??」
「そう!表面といったわけは
「地球ボール」の中身は空っぽじゃない。
今立っている表面から
数十キロを地殻、さらにマントル・外核・内核と
ぎゅぎゅっといっぱい詰まっている。
その中には地下水やマグマもあるよ」
「・・・?
マグマ? ワグマ?? ツキノワグマ?!」
「まぁそんな感じで、
「地球ボール」の中身は難しいことがいっぱいなんだけど
今はいいや!!
気づかないかもしれないけれど、
地面の中には「水」が流れているんだ。
人は昔から「井戸」というものを掘ってそこから、「水」を得ていた。
今は水道から「水」が出るから
井戸から水を汲んで飲むことが少ないんだ。
でもその井戸はいろいろな使い方をされ始めてる」
「水・・・」
「あ、君は海水育ちだね!
水は海水から 塩 を引いた物だよ。
つまりだね、昔と今では井戸の使い方が違うってこと。」
「・・・水っておいしいのかな?」
「さ、行こうか!」
「大丈夫だよ。
今度は歩くから(笑)」
さぁ、北極を飛び出したアグリくま
今度はどこに行くのでしょう!!
つづく
アグリくまの大ぼうけん
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