地中熱システムの魅力とは?

いつもブログをご覧いただき心より感謝です。

スタッフ一同、一生懸命地中熱の魅力についてお伝えしようと工夫しております。

これからも新たな視点で
『地中熱で快適生活』という表題に少しづつ迫っていきたいと思います。


ところで、“地中熱の魅力”ってそもそも何でしたっけ?


もう一度確認してみましょう。

地中熱システムを購入されるお客様は
地中から熱を持ってくるという行為に魅力を感じているのでしょうか?
創業間もない頃、私たちのお客様にお話を伺うと


■  【地中熱】   =『環境に良い』から導入したい!

■  【地中熱の利用】⇒『コスト削減によるメリット』を期待しているから導入したい!

この2パターンに大別されていました。
そのようなメリットをセールストークにして
恐らく多くの同業他社も提案書に記載していると思います。
そしてその提案書の中には、
『何年でペイするの?』
という質問に一生懸命応えようとする担当者の苦労が垣間見えます。

弊社も勿論、『営業的な努力で回収年数を短く』しようとしました。
営業努力だけでは限界があり、
『技術開発を重ねることでより良いものを安く提供する』ことで
活路を見出そうとしました。
しかしこの解決の方向性は突破口は見えてきませんでした。
自社の利益だけでなく、
メーカーや下請け工事会社の利益を削ってお客様の要望に応えているだけだからです。
これでは魅力的なビジネスとはいえませんし、
チャレンジ領域を次世代に引き継ぐこともできません。
『足りないもの』が明確にあったのです。

それは、
『納品したシステムの付加価値』があまりにも少なかったからです。

【地中熱を使っている】とか【電気代が安くなった】
という『メリット』は確かにあるのですが、

【満足やワクワク感】【幸福感】【癒し】など
本来支払った『対価に見合った付加価値』があまり感じて頂けなかったのです。

普通、車や家を買ったときに皆さんは
【満足やワクワク感】などを感じますよね。
下手をすると新しい文具を買ったときにだって【ワクワク感】感じることがあるのに
それが地中熱システムという「製品」にはあまりなかったんです!

さて、どうしたものか?

確かに、業界全体で技術基準や施工レベルが向上する取り組みを積み上げてきました。
私たちも一緒で、
「製品」としての『基準確立や効率の向上』に『重点が置かれていた』のです。

ここにヒントがありました、
多くのお客様は
『難しい技術をたくさん詰め込んだものを買いたい』
とは特に思っていないのです。
難しいことは専門家を信用してお任せし、

『今までなかったワクワクする“何か』

を利用することで、
日々の生活に素敵な彩りが生まれたらよいな、
というストーリーを求めているからではないでしょうか。
 その『何か』を言い換えると
素敵なストーリーに彩られた魅力的な商品であり、
私たちは、それを成立させるための要素を追い求めました。


その結果、【住空間】であれば、

■建物内全体の温度が細かく『最適に自動調節』されていること

■湿度が適切で『肌などへのダメージが最小限』であること

■空間の『ちりやほこり、カビ、においの増加を抑制』すること

■『エネルギーをロスしない』よう換気をして空間の『二酸化炭素増加を抑える』こと

■ウイルスなどへの対処で『感染を防ぐ』工夫

などに取り組むことになりました。
お客様には、温度の設定をしたら
システムのON-OFFや冷暖切り替えなど一切しなくても大丈夫ですよとご説明します。
買い物や旅行に出かけれるときでさえ、
スイッチを切らないでくださいとお話しするのです。
こんなことをすると電気代がかさんでしまいそうですが、
地中熱を有効活用していますのでランニングコストは驚くほど安いのですよ!
オマケ程度に付け加えるのです。
そう、地中熱技術なんてお客様が求める付加価値の前ではオマケ程度のものなのです。

『何年かでペイする冷暖房設備』ではなく、
乾燥した時期の砂ぼこりから喉や洗濯物を守る』こともできますし、
花粉の時期は家の中が最も安全なシェルターとなって生活や仕事の質の向上に貢献できる』ことになります。
二酸化炭素濃度を適切にコントロールした空間では、お子さんの集中力が高まって宿題が捗る』ことでしょう。

想像してみてください
家族みんなが快適で精力的な日々を過ごしていることで
お母さんは笑顔の絶えない毎日を過ごし、
友達から若返ったと羨ましがられるかもしれません。



……ちょっと妄想が入りましたか(笑)
でもそんな機能性の高い空間で生活することが当たり前になるかもしれません。
何しろ実現に向けてチャレンジしている人たちがいるのですから!

ちょっと体験してみたくなったのでは?
既にいつでも体験できるモデルルームも用意しています。
ご興味のある方は是非お問い合わせください、喜んでご案内します。

 あれ?地中熱の性能が?とかいう話はどこかに吹き飛んでしましました。
長くなりましたがこんな視点が地中熱の魅力の出口なのかな?と強く感じる日々です!
以上、お付き合いありがとうございました。


……おや?途中で出てきた“安全なシェルター”って?
なんだか気になるけど、次回に続く!

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