1 そういえば去年の夏も咳が止まらなかった
2 熱がないのに咳だけ激しくなった
3 風邪薬の効果があまりない
4 同じ職場や家族が何人も咳をしている
そういう方はいませんか?
『トリコスポロン』という種類のカビのせいかもしれません
放散する胞子を吸い込みアレルギー反応で『夏型過敏性肺炎』を引き起こします夏風邪と思い放置すると大変です。
自宅や会社などの生活圏に原因のカビ『トリコスポロン』が発生している限り
咳と微熱が続き、やがて高熱が出るのが特徴です。
毎年、夏に発症し涼しくなる頃に治まります。
何年も繰り返すうちに慢性型に進展する恐れがありますので注意が必要です
自宅に生えていれば、会社に出勤すると症状が消え、帰宅すると悪化します
ただし、家族全員が発症するわけではありません
胞子を吸って免疫抗体ができた人に症状が出ます
エアコンのカビは『夏型過敏性肺炎』の原因の一つにあげられます
エアコンは部屋の湿度を下げるためには有効ですが、カビの発生原因でもありますエアコンを冷房状態から急に切ると中に水滴がたまりやすいからです
エアコン使用開始10分で、エアコンの吹き出し口から平均250個最大1000個のカビ胞子が飛散しているという結果があります
同じように、加湿器や空気清浄機、カーエアコン、全自動洗濯機などもカビの温床になることがあります
もっと怖いのが機械の中です
送風口から中を覗くと、真っ黒な物が一面に付着していることがありますこの正体はカビです。
外からは見えませんが、これらのカビやホコリが暖房・冷房の風にのって体に降り注がれて
咳、ぜんそくの原因になっているのです
疑いがあれば、胸部X線、血液(抗体)検査、気管支鏡検査などで調べます。
鑑別が難しく、見逃されやすい病気なので、呼吸器科の専門医に診てもらってくださいね
こうな前に原因となるカビの除去が重要です
エアコンのカビは一度発生してしまうと完全になくすのは困難です。
日頃のフィルター交換または清掃はとても重要になります
部屋の使用状況や汚染状況によりますが
フィルター交換によって空調機の性能が回復すると
① 冷暖房の効率が回復し光熱費が削減
② 臭気削減
③ 浮遊菌の繁殖抑制
④ アレルゲンの抑制
⑤ 熱交換効率の改善によりCO2削減の効果UP
などの効果があります
内部が汚れてしまうと本体故障に繋がりやすく分解洗浄や本体交換が必要になることも!
そうなるとかなりお高い対策費になってしまいますよね。
早めの対策が必要です。
もしかしたらあなたの体調が優れないのは
本当は空調機器の汚染かもしれません
エアコンを本格的に使うシーズンになりました一日でかなりの時間を占める職場環境改善の為に
一度フィルター清掃や交換更には配管経路のフィルターの新規設置についてなど
職場の空調についても考えてみてはいかがでしょうか?
天井内の全館空調型エアコン本体にフィルターがある場合でも
点検口からご自分でフィルターの交換することも可能です。
地中熱ヒートポンプエアコンもこまめにお手入れしてみて下さいね
(株)アグリクラスター公式ホームページは
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